先日ライブに行く際にJetstarを予約していたのですが、なんと前日に衝撃のメールが。
「恐れ入りますが、お客様のご予約便○○は 欠航 となりました。」
えっwww嘘でしょwww
と思うと同時に、
「代替便は?LCCだから差額払うの?」
「払い戻しはされるの?」
「ホテルの宿泊代は?」
「余計に移動した交通費や食事代は?」
このように、いくつもの疑問が頭をよぎりました。急に欠航と聞くと不安になりますよね。
という訳で本記事では2019年2月11日時点での対応情報を、実体験をもとにお伝えします。
皆さまの旅の参考になれば幸いです。
Jetstar欠航の理由
2月で全国的に雪の予報ということもあり、欠航の理由は悪天候を考慮したのかな?と考えましたが、メールを見ると今回の欠航の理由は、
機材繰り
とのこと。他の空港で遅延や欠航が発生すると、他の空港で使う予定だった機材が使えなくなるそうです。
じゃあ雪は関係ないのか~と思って空港に着きましたが、アナウンスでは「雪の影響で」と言われていたのでやはり大元の原因は雪のようでした。
欠航理由を確認する方法
理由を知るには、お知らせのメールを確認しましょう。
今回、私の場合はこのような感じでメールが2通届いていました。
そのうち1通は欠航の理由や宿泊費の説明などが記載されており、もう1通はシンプルに欠航であるという事実を伝え、予約の変更を行うURLのみが記載されていました。
代替便?払い戻し?
2019年時点、Jetstarでは欠航になった場合、代替便と払い戻しの両方が選べます。
予定に合わせて、代替便で大丈夫な場合は予約を、代替便では間に合わないなどで別の手段を使う場合は払い戻しを選択しましょう。
それぞれ手続きが必要ですので実際の予約時の画面を交えながらご説明します。
ちなみに私の場合ですが、「時間に余裕がある」「追加料金は払いたくない」という状況でしたので便の振替を選びました。
もしあなたに時間に余裕がなく、追加料金を払ってでも移動する必要があるならば、払い戻しをしてもらい他の便を取る方がよいでしょう。
代替便予約の流れ
- Step1リンクをクリックし予約変更画面へジェットスターからのお知らせという件名のメールに「 ご予約の変更などは 〇〇 からお客様ご自身で行っていただけます 」
とありますので、〇〇にあたるURLをクリックしてください。 - Step2「オプションを見る」ボタンをクリッククリックすると変更できる便の選択画面になります。
- Step3変更可能な便から希望便を選択する「もっと見る」を押すとその他の時間の便、あるいは翌日の便が出てきます。今回は金曜の便を変更しますので、土曜の便も選ぶことができました。
- Step4「確定」ボタンを押す注意!
確定ボタンを押すと、本当に便が確定されます。このボタンの後に最終確認画面などはありません。ちょっと不親切ですよね。確定ボタンを押すと、下図のようにフライトが更新された旨が表示されます。
代替便予約の流れについて、もう少し詳しく解説
今回は事前にメールで案内が届いたためweb上で変更を行いましたが、空港で発覚した場合にはカウンターでも対応してくれますので慌てずに変更しましょう。
なお、払い戻しはweb上でのみ可能とのこと。
Step1 リンクをクリックし予約変更画面へ
こうしたメールを装ったスパムメールもあります。Jetstarのリンクはjst.ioがつきますので、クリックする前に確認しましょう。(URLの仕様は変更となる恐れがあります。ご自身の判断で対応をお願いいたします。)
Step2 「オプションを見る」ボタンをクリック
「オプションを見る」ボタンで手続き開始です。
Step3 変更可能な便から希望便を選択する
今回私は元々15時頃の便だったので、少し早めて13時頃の便に変更しようとしました。
しかし便の選択画面で13時頃の便を選択し、確定を押すと「申し訳ありません。リクエストを処理できません。」と表示されてしまいました。
あれ?と思いつつも仕方がないのでもう一度メールに戻り、URLを開いてみました。
すると先ほど選択していた13時頃の便がなくなっているではありませんか!
そうです、たくさんの人が便の変更を行うため、人気の便は早くなくなってしまうんですね。
私の場合は、
- 15:42メールが届く
- 16:10メールを確認し急いで予約変更を始める
- 16:13希望の便がなくなっている
といった感じでしたので、まだ30分しか経っていないにも関わらずどんどん便が埋まっていくという様子でした。
難しいかもしれませんが、メールに気づいたらすぐに変更するのが良いですね。
という訳でメールに戻り、再びリンクをクリックして便を選びなおしました。
結果的に第2希望(?)の11時の便を選択し、確定を押すと「フライトが更新されました」というメッセージと共に予約内容が表示されます。
これで便の変更は完了。あとは通常通りウェブチェックインを行うだけです。
払い戻し請求をする
「他の選択肢を選択する」を押すと、払い戻し請求かライブチャットの選択肢が表示されます。
払い戻しの場合は現金で払い戻しとなり、銀行口座へ振り込みとのこと。
WEBからの申請もできますし、FAXでの払い戻しには指定の記入フォームへ記入してFAXすればよいとのこと。
今回は払い戻しは利用していないので割愛します。
宿泊費・交通費・食事代などは保証される?
保証されるには条件があるとのこと。
また、今回は私のケースがどうなるのか不明でしたので、実際にライブチャットで問い合わせをしてみました。その結果も合わせて紹介します。
保証される条件とは?
まず、Jetstarからのメールにはこうあります。(2019年2月11日現在)
ご宿泊が必要なお客様へ
翌日の弊社振替便にご搭乗いただくに際し、福岡 空港がお客様の居住地域の最寄空港でなく (またはご自宅から50km以上離れていて)、 フライトの遅延によって宿泊が必要となった場合、宿泊費等の一部をお支払いいたします。 すでに空港に到着されている場合は、ジェットスターの空港職員が宿泊施設のお手配のお手伝いいたします。 ご自身で手配いただくことも可能です。ご自身で宿泊施設を手配された場合は、規定の範囲内で、宿泊費、交通費、 お食事代などの諸費用をお支払いします。 お客様にて立替えいただき、予約便出発予定日から30日以内にご精算ください。
宿泊費、交通費、お食事代などの合計金額JPY8000.00
領収書のご提示がない場合、あるいは弊社にて同様のサービスを手配させていただいている場合は、負担いたしかねますのでご了承ください。 また、運賃の払い戻しをご希望された場合についても、上記費用のお支払いはいたしかねます。
条件を整理すると、
- 代替便を利用する場合のみ対象。払い戻しは対象外。
- 居住地域の最寄り空港ではない。
- または自宅から50km以上離れている。
これに当てはまると宿泊費・交通費・食事代の補償対象となるようです。
ライブチャットで問い合わせてみた結果
今回、私のケースは少し特殊であり、補償の対象となるのか不明でしたので確認のため問い合わせてみました。
- 空港で急に欠航になったのではなく、前日に判明した
- 早朝の移動にはなるが自宅から朝移動できないことはないけど厳しい
- 自宅から空港は50km以上離れている
この条件でライブチャットへ問い合わせてみました。
結論としては、補償の対象である。
との回答をいただきました。
ポイントは自宅からの距離ではないかと推測します。
実際、この時間だと朝移動するのは結構辛いんですよね。宿泊費が出るなら助かります。
みなさんも不明な場合は問い合わせてみるのが良いですよ。しっかり答えてくれます。 ただし、担当の方への接続に5分ほどかかったのと、確認にも5分ほどかかったので少し時間が必要でした。
(チャットのログ画像は長いので、ページ下部へ掲載しておきます。)
宿泊費などの請求方法
自分でホテルを予約し費用を払った場合は、後から請求することで最大8000円まで返還されます。(2019年時点)
保証の対象範囲はこのようになっています。
- 宿泊費
- 食費
- 交通費等
ですが、どうやら調べていると2018年末くらいまでは
- 宿泊費:10,000円
- 食費等:3,000円
だったようですので、保証だけで見れば改悪してますね。その他のサービスで向上しているのかもしれませんが。
請求方法はこちら
- Step1メールまたはホームページからライブチャットを開く。https://www.jetstar.com/jp/ja/contact-us
「立替費用の精算」をクリック - Step2精算する旨を伝える
- Step3領収書など求められるものを画像で添付する
欠航のリスクを考えた航空会社選びを
私はこの5年で30-40回以上LCCを利用していますが、今回のように機材繰りで欠航になったのは初めてでした。
メールが来た瞬間は戸惑いましたが、LCCはWEB上で対応が完結するようにできているため、インターネット上の対応なら任せろ!という方や若者ならそんなに問題ないでしょう。
反対に、「インターネットで飛行機の変更をするなんて怖い…。」
「カウンターで面と向かって会話しながら対応してほしい」という場合はLCCはおすすめできませんので、JALやANAといった大手航空会社をご利用することをおすすめします。
LCCや大手航空会社を含めて、少しでも安くチケットを手に入れるなら「エアトリ 」で検索するのが良いですよ。私もいつも比較のために利用します。
チケットは安いですが、サービスは通常のチケットと変わりませんのでJALやANAを利用する方もバッチリ利用できます。
まとめ
- Jetstarが欠航した場合は便の変更or払い戻し
- 便の変更は案内が来てすぐにしよう
- 条件に合致すれば宿泊費などを補償してくれる
- 不明点があればライブチャットで確認しよう
- トラブルが不安なら大手航空会社を利用しよう
- 飛行機のチケットを安く手に入れるには横断検索サイト(エアトリ )を使おう
以上、Jetstarが欠航になった際の実体験談でした。
イベント開始まで時間がなく、ギリギリの飛行機を取る場合などは、特に大手航空会社の方が良いと思いますし、私もそうしています。
目的や時間に合わせて、適切で安い飛行機を予約しましょう!
当サイトでは、他にも格安で成田から東京駅まで移動する方法なども紹介していますのでぜひ参考にどうぞ。
では!Have a nice オタクライフ!
*付録
チャットログ
コメント
はじめまして!
わかりやすく最新情報を教えてくださりとても参考になりました。
一昨年だったかジェットスターが強風で他の便は多数欠航なのに遅延ということでずっと待ち続け、搭乗口で待つこと出発時刻から3時間弱。
目の前にスタッフがいるのに、先に欠航メールが届き、しばらく案内もなく最終便だったので最悪でした。
ちゃっかりPlus等追加してなかったのであきらめて成田から埼玉まで自腹で戻って翌日の便に振り替えたのですが、もしかして宿泊費でてたんでしょうか…。
今回の場合は機材繰りだったから保証されたということなんでしょうかね?
コメントありがとうございます!
出発時間から3時間待ち、しかも欠航で自腹切ってるというのはつらいですよね。
今回は大元の原因は「雪の影響」のようでしたが、正式には「機材繰り」となっていたので補償対象だったのかもしれません。
とはいえLCCは制度も刻々と変わってゆきますので3年前とは補償内容が変わったのかもしれませんね。
その時々の対応が必要となりそうです。
返信ありがとうござます。
窓口も大混雑で、電話もなかなかつながらないだろうなと思い、早々にメールから変更して問い合わせすることを諦めてしまったんです…。
次回困ったことがあればぜひチャットを利用したいと思います!
待たされるくらいなら諦めもアリですもんね…。
たぶん私も同じようにしたと思います。補償されるか不明ですもんね。
ただ食費なども出るらしいので、今後は一度チャットで問い合わせて、少しでも補償してもらうのが良いと思います。参考になれば幸いです!